オランダ〜ベルギー

次の日、ライデンからデンハーグという街へ向かってみた。ここはエッシャー美術館へ行くのが目的で一泊してみた。エッシャーの絵は何度かみたことあったが、ここは絵だけじゃなくて映像、トリックアートもあって最高でした。

そして、次の日、10km程離れているデルフトという街が風情あって良さそうだということで、向かってみた。

風情や町並みは最高だったけど、泊まるには、なにか物足りなさを感じ、一気にロッテルダムへ。
この日は次第に雨が強くなり着く頃にはびしょ濡れ。

この時期は雨が多いらしく滞在3週間中、雨のない日は2、3日程度だった。

ロッテルダムは、キューブハウスという所に泊まってみた。無駄な造りがよかった。部屋に空きがなく、初めてドミトリーを利用してみた。格安だったけど、一人だったら心細かったろうな〜。
アムステルダムに次ぐオランダ第二の都市と言われてるが、雨と寒さで部屋で固まってしまった。

そして次の日はドルドレヒトへ。

田舎な雰囲気がよかった。そしこの辺からベルギーへ近くなってきてることもあり、ビールの種類が増えていった。
Barにある生ビールを全種類飲んでやろうと意気込んで、ここら辺から毎日2〜3軒はしごする日々が続く。

そして次の日、ブレダへ。

この街も風情はあったものの、夜になると「ちゃらい」クラブ街へと変貌した。酔っ払って、ちゃらい音に合わせて踊ってる白人を見てると、タイに来てる気分になった。

そして次の日は、いよいよベルギーの国境を越えようとアントワープに向かおうとしていたが、なんだかトゥルンホウトという街が気になってきて、そっちへ向かうことにしてみた。

ベルギーへ近づくにつれ、街並みが洗練されてくる。

国境でテンションがブチ上がり、セルフタイマー撮影をきめてしまったせいか、ここからトゥルンホウトまでの道のりがやたら遠かった。ベルギーに入り、自転車用の看板がなくなった。

トゥルンホウトは静かな街で、人影も少なかった。


ベルギーに入ったということで、ホテルでビールを飲みまくる。「日本で買うと500円以上するよ〜」とか言いながらも、安く買えると、ただのアルコールの強い飲みにくいビールに感じた。日本で飲んだ時はもっと美味しかったはずなのに… 美味しいやつもあったけど。
そして、ベルギーに入って目標達成したから、もう自転車は用無しだろうということになったけど、一度でいいから電車に自転車を積んでみたいね〜ってことになって、電車でアントワープへ。

アントワープに着くと、いきなり都会へ来たような感覚に。
街行く人々がお洒落。

そして、次の日ブリュッセルへ行き、久々に日本食を食べてみた。

何故か店員は中国人で約1500円の定食。「醤油のふた取れちゃった?」ってくらい濃い味。
やっぱケバブにしとけばねと。
でも街並は美しい。

そしてここからパリ〜上海〜ベトナムと経由して日本へ。
やっぱいつも日本が一番って帰ってくるんだけど、日が経つとまたどこかへ行きたくなるという繰り返し。
今回の滞在で興味のあった、僕が望むような現代サブカルチャー的な音楽シーンには殆ど出会えなかったけど、そこら辺はもしかして日本の方が浸透してるんじゃないかな〜って感じました。

完。